レースルール

1.適用規則

セーリング競技規則(RRS)2017-2020に定義された規則を適用しかつ諸磯ヨットオーナーズクラブレース規則、本帆走指示書を適用する。 
ただし、帆走指示書により変更された上記規則、規定は除かれる。

2.責任の所在

  • 艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは、所有艇が十分に艤装され、かつ、必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなければならない。オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならない。
  • 乗組員は、自己の責任に於いて自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安全の確保に努めなければならない。乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操艇または作業ができるよう技術を磨き、また全ての装備および安全備品の使用法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
  • 何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て乗組員の責任のみで決定される。
  • レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定される。
  • 参加艇や乗組員の事故(死亡、傷害、沈没、破損等)ならびに第三者に与えた損害について諸磯ヨットオーナーズクラブレース委員会は何ら責任を負わない。

3.参加資格

1)参加艇
MYOC登録艇、外来艇のいずれも参加できる。
有効な日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること。

2)乗員制限
乗員数は、日本小型船舶検査機構における定員以下であること。

3)乗員登録
参加艇は乗員の登録を出艇申告時に所定の用紙により行うものとする。

4)参加料 
参加出艇料、パーティ費を出艇申告時に支払うこと。

4.スタート方法及びスタートに関する信号

スタートはRRS26の方式とする。クラス旗はMYOCクラブ旗を使用する。

1)信号旗と音響 スタート信号までの時間
・5分前:MYOC旗掲揚 音響1声
・4分前:P旗掲揚 音響1声
・1分前:P旗降下 音響1声
・スタート:MYOC旗の降下 音響1声


スターティング・ラインはレースごとに規定する。
 
2)スタート信号から15分経過後にスタートするレース艇はDNSと記録される。 

5.リコール

1)個別のリコール
個別リコール場合には、本部船にX旗を掲揚し、音響信号(1声)を発して通告する。
X旗の掲揚時間は、全リコール艇がRRS30に従い、スターティング・ラインの延長線からプレ・スタート・サイドに完全に入るまでの間またはスタート信号後10分間とする。


2)ゼネラル・リコール  
スタート信号時にスターティング・ラインのコース・サイドにいる艇、もしくはRRS30の適用を受ける艇を特定できない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合には本部船に第1代表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第1代表旗は次の予告信号の1分前に降下する。


6.スタートの延期

スタートの延期は、本部船にAP旗を掲揚し、音響信号(2声)を発して通告する。
スタートの予告信号はAP旗降下2分後とする。


注:本部艇にL旗を音響信号(1声)と共に掲揚した場合には「声の届く範囲に来い」を意味する。

7.コースの短縮

気象・海象によってコースを短縮する場合がある。
コース短縮の有無については艇長会議で指示する。

8.タイムリミット

タイムリミットは艇長会議において指示する。
それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとする。

9.エンジンの使用

スタート5分前以後はエンジンを使用してはならない。
ただし、緊急時の使用は認められる。
エンジンを使用した艇はフィニッシュ後速やかに、詳細をレース本部に報告しなければならない。

10.ジュリー

MYOCレース委員会が審判を行う。
  

11.抗 議

1)抗議はRRS61に従って行なわなければならない。

2)赤色旗を掲揚してフィニッシュ後、抗議を提出する艇は、その旨を本部船に通告しなければならない。(RRS61.1-追加)

3)抗議のある艇は所定の書式に記入し、自艇フィニッシュ後90分以内にレース本部に提出しなければならない。

4)抗議にかかわる通告は 抗議締切り後出来るだけ早く、レース後のパーティ会場等にて口頭にて伝えられる。

12.ペナルティ

1)RRS第2章に関わる規則違反については、失格または失格に代わる罰則 として2回転ペナルティー(RRS44.1 / 44.2)が適用される。

2)その他の規則違反については、プロテスト委員会の判断により、失格または失格に代わる罰則としてタイム・ペナルティ(5%)を課すことができる。
但し、軽微な規則違反については、プロテスト委員会の判断により、罰則を課さないことがある。

13.レース旗

1)レース艇はMYOC旗をスタート5分前からフィニッシュするまで、もしくは棄権するまで下端がデッキ上1.5m以上の高さで掲揚しなければならない。

2)レースを棄権した場合には、直ちにレース旗を降ろさなければならない。

14.レース艇の義務

1)出艇申告した艇がスタートしない場合には、すみやかにその事実を本部船または、レース本部にすみやかに連絡しなければならない。

2)棄権艇、タイムリミットにかかった艇はできるだけ速やかにその事実を本部船または、レース本部に報告しなければならない。
電話、無線による場合には、必ず艇の責任者がこれを行い、第三者による伝言は避けなければならない。

15.ライフジャケット

レース艇は出港から入港するまで、ライフジャケットを着用しなければならない。

16.レーティング

1)レーサークラス:IRCを適用する。(2018年度第1戦より適用)

2)クルーザークラス:MYOCレーティングを適用する。(従来通り)

3)修正時間は、秒単位迄を算出し、少数点以下を四捨五入する。

4)修正時間が同一の場合には、MTF値の小さい方の艇を上位とする。